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法多山 尊永寺
愛染堂
鳶職人
法多山尊永寺
愛染堂建立
私共株式会社鳶隆は、個人事業として平成5年にスタートして15年、法人化から16年と企業としてはまだまだ若い会社ではございますが、今日まで関西・中京・北陸・関東を舞台に数多くの寺社や文化財に鳶・素屋根工事を通して携わってまいりました。
一昨年の事、株式会社飛鳥工務店二代目棟梁より電話が有り、「住職様や関係者様と打ち合わせを重ね、自分の提案した形を盛り込んだ愛染堂の工事を任せて頂ける事になった!」と凄く嬉しそうな声で連絡を頂きました。
どこの工務店にも真似できない職人の技と熱い心のこもった愛染堂を作りあげたいという棟梁の想いに共鳴し、私は作業が順調に進むよう各工事に携わる職人の皆様に喜んでいただけるような素屋根を架けようと心を熱くしました。
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私共株式会社鳶隆は、個人事業として平成5年にスタートして15年、法人化から16年と企業としてはまだまだ若い会社ではございますが、今日まで関西・中京・北陸・関東を舞台に数多くの寺社や文化財に鳶・素屋根工事を通して携わってまいりました。
一昨年の事、株式会社飛鳥工務店二代目棟梁より電話が有り、「住職様や関係者様と打ち合わせを重ね、自分の提案した形を盛り込んだ愛染堂の工事を任せて頂ける事になった!」と凄く嬉しそうな声で連絡を頂きました。
どこの工務店にも真似できない職人の技と熱い心のこもった愛染堂を作りあげたいという棟梁の想いに共鳴し、私は作業が順調に進むよう各工事に携わる職人の皆様に喜んでいただけるような素屋根を架けようと心を熱くしました。
・歴史的な事業のため、境内にない形式の建物を。
・常に多くの参拝者が訪れ、人々に愛される場所を。
・現在の世相を、より明るくしたいという願い。夢・希望・光。
・法多山の開山時、(奈良時代)のいぶきを現代に。
この4つの思いを肝に銘じながら建築工事が進んでいきました。
昨年6月の大雨により御堂裏の山側斜面で土砂崩れが起きました。仮設資材は多少変形したものの建物には被害がなかったので、きっとお守りくださったのだと不思議な気持ちになったことを鮮明に覚えております。素屋根解体作業時も立派に葺き上がった瓦屋根を見下ろすと、今まで味わったことのない緊張感と恐怖のようなものを感じた事もまた鮮明に記憶に残っております。
「地図や歴史に残る仕事を後世につないでいく」という企業理念のもと、今回のこのような工事に携われた事を非常に有難く思っております。地元に愛され、県内外からも多くの参拝者が訪れ、活気あふれる場所になることを願っております。
株式会社 鳶隆